「そのまま静かに消えていくと思っていた」
ご本人がそう語っていたはずの人生。
ところが今、イギリスの若者たちが「トーキョーレギー」を大合唱している。こんな未来を、一体だれが想像できただろうか。ご本人はもちろん、長年追いかけてきた古参ファンでさえ、絶対に予期していなかった世界線がここにある。
2026年8月7日。ロンドンの Crystal Palace Bowl にて、イギリス初の大規模な日本音楽野外フェス「Palace Bowl Presents City Pop Waves」が開催された。
その日のヘッドライナーとして、YAMAHA SG KARUIZAWA を抱えて颯颯と登場した高中正義。かっこ良すぎる。
ステージの前で、多くのZ世代の若者たちが大熱狂している姿を見て、胸がいっぱいになりひたすら涙が溢れた。
世界的なシティーポップブームに端を発する彼の人気は、3年ほど前から知っていた。
LAやニューヨークでのファンカムや公式映像を観ては、感動すると同時に「本当にこんなことが起きているのか」と信じがたい光景を目の当たりにしてきた。
おそらく、同世代のギターキッズたちも皆同じ思いのはずだ。
松原みきや竹内まりやから始まった一大 City Pop ブーム。
J-POP ムーブメントから、藤井風の「死ぬのがいいわ」の世界的大ブレイク。
どれもSNSから火がついた。ネットネイティブ世代にとっては「疑問の余地もない当たり前の日常」なのだろうが、昭和を生きてきた爺にとっては、「え、ドラえもんなんかした…?」としか思えないほどの次元上昇だった。世界中を席巻するJ-POPムーブメントは、今もなお拡張し続けている。期待しかない。
トノバン(加藤和彦)や高橋幸宏さんは、天国でどう思っているのだろうか。あなた方の音楽に、ようやく時代と世界が追いつきましたよ。
そして、45年前の高校生の自分にも教えてあげたい。「45年後に世界があんたのセンスに追いつくよ!」
日本の音楽は宝の山だ
今回のロンドンでの八神純子さん、菊池ひみこさんも本当に素晴らしかった。
先日の Lollapalooza(ロラパルーザ)での Ado の大盛況、JAZZ界における福居良の世界的大ブーム。
世界中の音楽ファンの皆さん。まだまだ世界に見つかっていない素晴らしいミュージシャンが、日本には山ほどいます。
日本は、まさに宝の山です!

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